近畿警察官友の会は社会全体の犯罪防止や治安の維持に寄与し、民間の力を合わせて警察官を支援します。

当会は、数多くの警察官が負傷された６０年安保闘争を機に、治安を守る重い任務に就いている警察官に対し、心から感謝を捧げ、激励をしたいという思いのもとに、関西の有識者や経済人の呼びかけにより昭和３７年にスタートいたしました。以来６０年以上にわたり積極的に警察官支援事業に取り組み、公益財団法人としての認可も得て各方面より高いご評価をいただいてまいりました。

平和で平穏な生活は私たちすべてが望むところですが、震災・水害などの自然災害や、感染症の蔓延、加えて凶悪事件や弱者を狙う卑劣な犯罪のニュースが流れない日はありません。また、世界を見渡しても、数多くの地域で戦いが繰り広げられ、我が国も傍観者ではいられない国際情勢となっております。
そのような世の中ですが、日本が世界に誇れることは、経済力でなく、治安が安定し安全な国であるということが一番だと思います。その治安を担う警察の任務と責任は、いつの時代も重く、その労苦が軽くなることはありません。

コロナ禍を経て、私たちも「安全」や「安心」は当たり前に与えられるものではないことを再確認いたしました。この恵まれた国を今後も守るため、我々自身も努力し、警察官をはじめ、暮らしを守る支えとなっている方々を応援することで、社会に貢献できると考えております。

当会は近畿２府４県で、さまざまな任務にあたる警察官が、市民から頼りにされ、応援されていると体感し、よりその任務に誇りをもって励むことができるような支援活動を、皆様のご協力を得て進めてまいります。