令和4年8月26日、大阪市中央区のホテルプリムローズ大阪で、近畿管区警察局と公益財団法人近畿警察官友の会との共催による「令和4年度夏季教養講座」を開催した。
この講座は、幹部警察官を対象に、管理者としての管理能力の養成と幅広い知識の向上を目的として、昭和38年から毎年開催していたが、新型コロナウイルスの影響により、令和2年度と3年度は中止になった。
今年度は感染症予防対策を徹底した上での3年ぶりの開催となり、近畿管区警察局及び管区内各府県警察に勤務する幹部警察官71名と当会関係者4名が聴講した。
当会日下勝之専務理事の司会で開講式が行われ、近畿管区警察局・久米一郎総務監察部長が「幅広い視野を身に付けていただき、今後の業務に活用してください」と挨拶した。
引き続き、2名の講師が最新の情報をもとにタイムリーなテーマで講演を行い、受講者は熱心に聴講した。
講演終了後の閉講式では、当会小嶋淳司理事長が「本日の講演が皆様方の教養向上と、後進への指導の一助になるよう願っています」と挨拶し、今年度の夏季教養講座を閉講した。
第1講「台湾シナリオと日本の安全保障」
拓殖大学 顧問
元防衛大臣(第11代)
森本 敏(もりもと さとし)氏
第2講「ファクトチェックー偽情報の脱力化を目指して」
認定NPO法人ファクトチェック・イニシアティブ
理事・事務局長
弁護士
楊井 人文(やない ひとふみ)氏